きりかノート 3冊め

おあそびプログラミング

-Wl,-single_module のノロイ、ふたたび

[rubycocoa-devel:375] の話。

今月のはじめごろに svn-trunk のほうのプロジェクトファイルを、Jonathan が古い .pbproj (Project Buidler) から .xcodeproj (Xcode 2.x) に変換してくれたのだけど、--enable-shared なしの ruby では RubyCocoa のテストスクリプトがクラッシュするようになってしまった。

こんなことって前にもあったよなと、あらためて調べ直してみたら、また -Wl,-single_module でやんの。以前は SINGLE_MODULE = NO とビルド設定に追加してやればよかったのだけど、今の Xcode ではこの設定がない(しても無視される)というわけで、デフォルトのリンカオプションの -single_module が設定されてしまうらしい。いろいろあさって、GENERATE_MASTER_OBJECT_FILE = YES とすれば Xcode で同等の結果が得られることがわかったので、そのパッチを送った。

まあそもそも -single_module がつくとなんで問題になるのかはよくわかってないのだけどね。