iCab が WebKit ベースに
Mac 用ウェブブラウザの老舗、iCab が 4.0 で WebKit を採用 とのこと。Uli's Web Site の iCab goes WebKit より。
iCab といえば Classic Mac OS のころからあるウェブブラウザで、
- 動作が軽い
- 68K Mac にも対応
- 画像サイズや URL によるフィルタリング機能(バナー広告全盛期に効果を発揮)
- HTML チェッカーを内蔵し、スマイル表示
- 早くから link 要素でのナビゲーションに対応(「ごく簡単なHTMLの説明」での例示)
などが特長で、自分も Mac OS 9 のあたりまではメインで使っていました。まだ開発が続いているってのはすごいな。
4.0 をダウンロードして、環境設定パネルを見てみたところ
- Cookie ストレージが iCab 独自と、システム共通のどちらかから選べる
- Cocoa は、ふつー共通になってしまう(NSHTTPCookieStorage)
- JavaScript の機能ごとの有効/無効