MacRuby - Ruby1.9 powered by Objctive-C 2.0 Runtime
lrz's diary の Hello MacRuby 経由で Why MacRuby。以前に Laurent が計画していたらしい(参考:MatzにっきのRubyConf 2006)、Objective-C ベースの Ruby 実装がついに登場(する予定)。
- 1.9 ベース
- Ruby インタプリタ中のクラス・オブジェクトは実際の Objective-C/Cocoa のクラス・オブジェクトになる
- Objective-C ライクなキーワード引数の構文 dict.setObject(o, forKey:k)
- ネイティブな POSIX スレッド
- Objective-C (2.0) のガベージコレクタを利用
まだまだ完成とはいかないのだけれど、これによって RubyCocoa の問題がたくさん解決する(らしい)。すげえな、正直なとこ本気だとは思っていなかったぜ。
難しそうなのは、String と GC あたりかな。
そういや昔ふじもとさんが作っていた Classic Mac OS 用の Ruby も MacRuby という名前だった。まあ間違える人はいないだろうし、かまわないのか。
(2008.02.29 追記)
- マイコミに記事が出てた。「かつて同名の旧Mac OS用Ruby実行環境も存在したが」あたりが、、、そんなこと言わんでもと思わないでもなく
- MacRubyTutorial で、どういうふうに Cocoa オブジェクトが扱えるのかが紹介されてる
(2008.03.06 追記)
- まつもとさんの反応 Matzにっき - MacRuby - ruby - Trac
(2008.03.12 追記)
- InfoQでのLaurentのインタビュー 「MacRuby - Ruby 1.9のObjective-Cへの移植」 (原文)