きりかノート 3冊め

おあそびプログラミング

RubyCocoa 1.0.0 リリース

RubyCocoaの新しいバージョン、1.0.0をリリースしました。みんなありがとう!

めんどいので以下はアナウンスのメールをコピペ。

概要

RubyCocoaの新しいバージョン1.0.0をリリースしました。

から入手することができます。

が用意されています。

Leopardのシステムに用意されているRubyCocoa.frameworkは/System/Libraryにありますが、バイナリパッケージは/Libraryにインストールするので、元からあるRubyCocoaは上書きされません。また、MacOSX 10.5向けソフトウェアアップデートで提供されている最新のバージョンはRubyCocoa 0.13.2になります。

詳細なリリースノートは以下になります。原文の英語版はここに示すURLで見ることができます。

http://sourceforge.jp/projects/rubycocoa/lists/archive/devel/2009-July/001404.html

今回のバージョンでの変更点

バグ修正
  • NSString#splitがString#splitと互換でなかった
  • KVC/KVOの自動通知がうまく動作しなかった
  • KVOのwillChangeValueForKey/didChangeValueForKeyが2回呼ばれることがあった
  • NSBundle.bundleForClassがrubyの未初期化のスレッドでクラッシュする
  • libffi: ffi_call(関数のバッファサイズが足りないことがある
  • GraphicsContext.graphicsContextWithGraphicsPort_flippedがクラッシュする
  • DLOG macro
  • 末尾の"_"を省略する形式のメソッド定義でオーバーライドされないように
  • 10.5.7で"[BUG] object allocation during garbage collection phase"でクラッシュすることがある
新機能
  • Ruby 1.8.7に対応
  • 新しいサンプルPassengerPane
  • 10.5用のビルド構成を改善
  • 定型プロトコルに対応(10.5以降のみ)
  • rake installでビルドが完了しているかを確認するように
  • rake packageで指定された構成を利用するように
その他
  • Xcodeプロジェクトテンプレートのインストール先を変更
  • OSX.require_frameworkのリファレンスを追加
  • test_loadlibs(のテストが失敗することがあるのを修正