きりかノート 3冊め

おあそびプログラミング

port:privoxyをupgradeするとetc/privoxy/ファイルが消えるワナがあったので直した

プロキシソフトのprivoxyを試していたら、いくらか動作があやしい印象を受けたので、手元のPortfileを3.0.16から最新の3.0.17に更新してみたところ、${prefix}/etc/privoxy/以下のconfigファイルなどが消えた。

上書きされるならまだしも、消えるってなにさ!

ということでMacPortsのチケットを検索してみたら、それっぽいのを見つけた。

Portfileのほうを調べてみると、すでにconfigファイルの類があるときは上書きせずに別名でインストールするようにしようとはしているものの、うまく機能していないということがわかった。初回インストールでは拡張子なしのそのままのファイル名でインストールしているので、deactivate時に削除されてしまうのだ。
privoxyのmake install自身に上書きを回避する動作が入ってるためにまぎらわしかったんだろーなあ。

ということで修正して、ついでにバージョンも上げておいた。

nomaitainerでもパッケージを登録できるってのは、MacPortsのメリット(パッケージ数を確保できる)ではあるけれど、問題があったときに放置になりがち。nomaitainerのportは、コミット権あるひとは誰でも変更して良いことになってる(MacPorts Guide参照)ので、問題があったときはチケット登録するのと合わせて知りあいのコミッタとかにも頼んでみるのがいいかも。