MacPortsのport:ruby24を登録
例によってクリスマスに新しいバージョンがリリースされていたので対応しました。変更点などは公式のリリースアナウンスを見てください。
従来通り、MacPorts版は
- ruby2.4, rake2.4, gem2.4などバージョンのsuffixがつく
- port select --set ruby ruby24などselectを使うと、suffixなしのバージョンで使える
となっています。
以前からアナウンスが出ていたように、tkがruby本体のリリースに含まれなくなりましたので、variantから関連するものを外しています。OSのTk.frameworkにリンクするようにして(デフォルトでそうなるはず)gem tkを入れるのがよいでしょう。
手元の環境で試した感じだとX11版はMacだと以下の問題が起きてダメっぽい感じです。
- Sierra: XQuartzがそもそも動かない? wishすら立ち上がらないので、ruby/tkもダメです。
- El Capitan: ruby-2.4だとウィンドウを閉じたときにSEGVする。ruby-2.3はセーフ。
(追記)OS X 10.7以前でコンパイルできない問題/解消済み
10.7や10.6のbuildbotで"ext/-test-/memory_status/emory_status.c"のコンパイルエラーになっていた。
さすがに古い環境なので「知らんがな」という感じだったものの、twitter上で@n0kadaさんとやりとりしたりしてtrunkにr57180がはいったので、その変更をマージしたruby24-2.4.0_1として登録しました。まあ使ってる人いるかは知らないけど…
(ちなみに10.5 ppcはダメなままです。buildbotのメールが2日くらい遅れてきたので調べていません。)