iPhone開発でつかえるライブラリ
"TTURLRequest"で検索かけてみたら見つけたスライド。
iPhoneでのウェブサービス利用のアプリをつくるときに、標準のFoundationより便利なライブラリを紹介している。サードパーティCocoaライブラリウォッチャ的におもしろかったので、メモがてら抜き書き
- HTTP
- NSURLRequestはめんどい
- GTMHTTFetcherか*1、TTURLRequestを使おう
- XML
- MacOSXではNSXMLDocumentでDOMが使えるけど、iPhoneはSAXのNSXMLしかない
- libxml2をラップした関数PerformXMLXPathQuery()がイイ
- JSON
- NSString+SBJSONだとリテラル→NSDictionaryに変換が簡単
- 正規表現
- ICUのエンジンを使ったRegexKitLiteは軽くていい
- メソッド名が長い…(gsub=stringByReplacingOccurrencesOfRegEx)
- ローカルストレージ
という感じ。なんかgooglecodeにプロジェクトあるものが多いけど、たまたまかな?SourceForgeがきょうび選択されないのはわからんでもない。
Objective-Cでプログラミングを完結させる(他言語インターフェイスしかないライブラリはラッパーを経由させる)、サードパーティのライブラリをいっぱい使おう、という姿勢がとても好み。C、C++を直接扱えるのはObjective-Cのいいところではあるのだけど、Cocoaプログラミングはそうでなくっちゃね!
ここで挙がっていないもので、自分が知っている似た守備範囲のものだと、
- 正規表現
- 正規表現エンジン鬼車を使ったCocoaOniguruma
- SQLite利用
- The OmniGroupのOmniDataObjects
- これはSQLを発行するのでなくCoreDataのように使う。CoreDataのモデルファイルを食わせて利用できる。OmniFocusのiPhone版とMac版の両方でつかっているもの。
とかがある。
*1:今はGTMHTTFetcherクラスはなくなっていて、gdata-objectivec-clientのGDataHTTPFetcherになっている